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ドラクエ10の「ターンエンド攻撃」や「押し合い反撃」の仕組みについて、初心者向けに分かりやすく解説していきます。
「ターンエンド攻撃」や「押し合い反撃」は、エンドコンテンツの強敵ボスに挑戦する際には、知っておくべき知識。
基本的な壁のやり方を理解していないと、少し難しい点もあるかと思います。
そのため、ドラクエ10初心者の方は以下の記事で基本的な壁のやり方を理解してから読むことをおすすめします。
▼ドラクエ10の壁の詳しいやり方はこちら
>>ドラクエ10の壁更新&タゲ下がりのやり方を初心者向けに徹底解説
「よくターンエンド攻撃とか押し合い反撃って単語を聞くけどよく分からない」という初心者の方は参考までにどうぞ。
ドラクエ10のターンエンド攻撃の仕組み解説
ドラクエ10におけるターンエンド攻撃について解説していきます。
初心者にも分かりやすいように、少しかみ砕いて説明していきますので、頑張って学んでいきましょう。
簡単に言うと、ターンエンド攻撃とは「プレイヤーの壁によって、一定時間ターゲットに攻撃できない状態が続くと発動する攻撃」です。
例えば、ボスが後衛の魔法使いに対して攻撃を仕掛けたとしましょう。
その際に、味方のパラディンが壁として入り、ボスの攻撃を妨害します。
ボスはパラディンの壁によって、思うように魔法使いに攻撃することができなくなりました。
つまり、そのあいだ魔法使いはボスに攻撃し放題ですね。
もし、この状態を永遠に持続することができたら…。
ボスは一切攻撃することができず、こちらは攻撃し放題という超簡単な戦闘になってしまいます。
そうなってしまわないために、敵には「ターンエンド攻撃」というシステムが用意されているんです。
要は、ターゲットとなっている魔法使いへの攻撃を諦めて、別の攻撃を行うようになるんですね。
先述していますが、ターンエンド攻撃は「プレイヤーの壁によって、一定時間ターゲットに攻撃できない状態が続くと発動する攻撃」です。
ターンエンド攻撃が発生する時間は、ボスの種類や強さによって若干異なります。
一般的なボスの場合だと、約15秒間攻撃できない状態が続くとターンエンド攻撃が発動することが多いですね。
イメージしやすいように、ボスの気持ちになってみましょう。
手前のパラディンのせいで奥の魔法使いに攻撃できない場合、あなたならどう思いますか?
めちゃくちゃパラディンにイラつきません?
そうです。ボスも同じように、邪魔な壁役に攻撃を仕掛けるんです。
ターンエンド攻撃は「壁役のプレイヤーを対象とした攻撃」や「ボスの周囲を対象とした範囲攻撃」等を行ってきます。
これがターンエンド攻撃です。
そして、ターンエンド攻撃を行ったボスはイラつきが収まり、また通常の戦闘に戻ります。
ターンエンド攻撃とは、壁によって一定時間行動できないと発動する攻撃
ターンエンド攻撃が発動するまでの時間は、基本的に15秒間
ターンエンド攻撃は、壁役プレイヤーを対象とした攻撃が多い
ターンエンド攻撃前に攻撃を受けた場合のボスの行動
ターンエンド攻撃は、行動できない時間が約15秒経つと発動する攻撃です。
では、15秒が経つ前に魔法使いが攻撃を受けてしまった場合はどうなるのでしょうか。
その場合、ボスの行動は以下の2パターンによって分かれます。
- 0秒~7秒くらいでターゲットが攻撃を受けた場合
- 8秒~14秒くらいでターゲットが攻撃を受けた場合
これら2パターンのボスの行動の違いについて、初心者向けに分かりやすく説明していきますね。
0秒から7秒くらいでターゲットが攻撃を受けた場合
パラディンが壁をし始めて、すぐにターゲットの魔法使いが攻撃を受けてしまった場合。
この場合は非常にシンプルで、特に変化はありません。
ターンエンド攻撃は、壁役のパラディンにイラつきを覚え攻撃しているものと考えてください。
今回は邪魔をされている時間が短かったために、ボスはイラつくことなく通常の攻撃を行うのみになります。
8秒~14秒くらいでターゲットが攻撃を受けた場合【押し合い反撃あり】
覚えておかないといけないのが、このターンエンド攻撃直前でターゲットが攻撃を受けた場合です。
この場合は、先ほどのすぐに攻撃を受けた場合とはボスの行動が大きく異なります。
というのも、ターンエンド攻撃直前で攻撃を受けると、ボスは通常の攻撃に加え、「押し合い反撃」という追加攻撃を行ってきます。
つまり、ボスが2回連続で攻撃をしてくるわけですね。
これを理解しておかないと、一気に大ダメージを受けてしまい、全滅の危険にさらされます。
これもイメージしやすいようにボスの気持ちになって考えてみましょう。
壁役のパラディンが邪魔で思うように攻撃ができず、徐々にボスはイライラしてきます。
もうイライラが爆発寸前というところで、ようやく魔法使いに攻撃ができました。
しかし、ターンエンド攻撃のようなド派手な攻撃ではなく、中途半端な攻撃だったためにボスのイライラは消化不良な状態です。
そのイライラを解消するために、ボスは追加攻撃として「押し合い反撃」なる攻撃をしてくるわけですね。
ボスはこの追加攻撃である「押し合い反撃」をして、ようやくイライラが収まり、通常の戦闘に戻ります。
ターンエンド攻撃直前で攻撃を受けると、ボスは2回連続攻撃してくる
ターンエンド攻撃と押し合い反撃を利用した立ち回りパターン
ボス相手に壁を利用する場合には、これまでに説明した以下の3つのパターンで立ち回ります。
- 壁開始からすぐに攻撃を受ける(0秒~7秒くらい)
- ターンエンド直前で攻撃を受ける(8秒~14秒くらい)
- ターンエンド攻撃までターゲットが逃げ続ける(15秒)
上記の3パターンには、それぞれメリットとデメリットがありますので、以下で説明していきますね。
壁開始からすぐに攻撃を受ける(0秒~7秒くらい)場合のメリット・デメリット
おそらくドラクエ10初心者プレイヤーの多くが、このパターンで戦っていることが多いでしょう。
- タゲ下がりができていない
- そもそも壁をしていない
という場合は、このパターンです。
「ドラクエ10の壁更新&タゲ下がりのやり方を初心者向けに徹底解説」に記述していますが、壁をすることのメリットは敵の行動回数を減らすことができる点です。
このパターンの場合のデメリットは壁をしている時間が少ないために、敵の行動回数をあまり減らせていないこと。
結果的に僧侶が回復に追われてしまって「聖女の守り」等をやる暇がなかったり、バフを十分にかけられず与ダメージが足りなかったりという事態になりがちです。
正直、この立ち回りのメリットはあまりありませんが、強いて言うならボスの強力なターンエンド攻撃や押し合い反撃をさせない点。
ターンエンド攻撃や押し合い反撃は、食らうと大ダメージを受けてしまう範囲攻撃が多いです。
これらの避け方を理解できていないと、一気にパーティー全滅までもっていかれますので、それらの攻撃を誘発させないというのがメリットでしょうか。
最近のドラクエ10はレベル上限が解放され、強力な装備品も実装されています。
そのため、古いコインボス等であれば壁を利用しないこのパターンでも勝ててしまうというのが現状ですね。
しかし、エンドコンテンツの強敵ボス相手だとそう簡単にはいきません。
しっかりと壁を使って敵の行動回数を減らしていかないと勝てないボスというのは多いです。
その場合には、以下の2パターンの立ち回りを行っていきましょう。
ターンエンド直前で攻撃を受ける(8秒~14秒くらい)場合のメリット・デメリット
ターンエンド攻撃直前でターゲットが攻撃を受けると、2回連続でボスが攻撃してきます。
このように中途半端に敵の攻撃から逃げてしまうと、「攻撃→押し合い反撃」の連続攻撃でパーティーは全滅しかねない危険な状態になります。
これがターンエンド直前で攻撃を受けることのデメリットですね。
しかし、この仕組みを逆手にとり、あえてターンエンド攻撃直前にターゲットが攻撃を受けにいく作戦もあります。
先ほど説明したように、ターンエンド直前で攻撃を受けると「攻撃→押し合い反撃」とボスの行動が確定します。
つまり、ボスの攻撃パターンをこちらで意図的に制限できるわけですね。
基本的な流れとしては、こんな感じです。
- 前衛が壁をして敵の進行を妨害しながら攻撃
- ターンエンド攻撃直前でターゲットがわざと攻撃に当たりに行く
- 壁役の前衛とターゲットは急いでボスから離れて、押し合い反撃を回避
一見、非常に危険な橋を渡っているように思えますが、「押し合い反撃」の追加攻撃は回避可能です。
敵の攻撃をギリギリまで妨害したうえに、実際にダメージを受けているのは1回だけなのが分かりますね。
これによって、ボスの行動回数を大幅に減らすことに成功しています。
しかし、注意しないといけないのは、ターゲットとなっているプレイヤーの攻撃を受けるタイミングです。
もし敵のターンエンド攻撃が始まるギリギリまで引っ張ろうと欲張ってしまって、攻撃を受けるタイミングが遅れてしまった場合。
最悪の場合、ターゲットが攻撃を受けに行くと同時にターンエンド攻撃が開始され、前衛もろとも大ダメージを受けてしまいます。
なので、攻撃ターゲットとなっているプレイヤーは、少し早めに攻撃を受けに行くように意識すると安心ですね。
ターンエンド攻撃までの時間は、二足歩行のボスなら敵の歩数を数えるのが主流でしょうか(1歩=1秒)。
常闇や聖守護者等のコンテンツなら、画面左上の残り制限時間で計るのも良いですね。
どうしても攻撃を受けるタイミングが分からないという場合は、ターンエンド攻撃開始までタゲ下がり等で逃げ切る方がまだ安全です。
ターンエンド攻撃まで逃げ切る(15秒)場合のメリット・デメリット
ターンエンド攻撃まで逃げ切る際の一番のメリットは、敵の攻撃がターンエンド攻撃1回で済む点。
前衛プレイヤーが上手くターンエンド攻撃を対処できれば、最大限にボスの行動回数を減らすことができます。
ターゲットプレイヤーがいちいち攻撃を受けに行かなくても良いので、そのぶん攻撃や補助に専念することができますね。
一方でデメリットは、強力なターンエンド攻撃の対処が難しい点です。
敵のターンエンド攻撃にあわせて、壁役がダメージ軽減特技やツッコミ避けを使用しないといけません。
通常の移動よりも特技使用時の移動速度が速いことを利用した回避テクニック。
全職業共通&モーションが一瞬で隙が少ないという理由で、「ツッコミ」を利用して敵の範囲攻撃を回避する
イメージしやすいように、ツッコミ避けの分かりやすい参考動画があったので掲載しておきますね。
開幕直前に、ドラゴンガイアの「はげしいおたけび」に対して、戦士が「ツッコミ」を選択し避けているのが分かります。
▼ツッコミ避けの参考動画はこちら
ドラゴンガイアが戦闘開幕後の「はげしいおたけび」をしてからの歩数を数えてみましょう。
すると、15歩のところで壁役だった賢者を対象に、ターンエンド攻撃(通常攻撃)をしているのが分かりますでしょうか。
このように、ボスの歩数でターンエンド攻撃までの時間を計っていくわけですね。
この「ツッコミ避け」は上級者テクニックで、「ツッコミ」を選択してもなかなかボスから離脱できなかったり仲間の立ち位置によっては思いもよらない方向に走っていったりする場合があります。
前衛の壁役がベテランプレイヤーであれば華麗にボスのターンエンド攻撃を避けてくれるでしょうが、初心者には慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
フレンドやチームのプレイヤーとパーティーを組む際には、事前にどのパターンの立ち回りで戦うか相談しておくと戦闘がスムーズにいきますよ。
ドラクエ10ターンエンド攻撃&押し合い反撃まとめ
ドラクエ10初心者向けに「ターンエンド攻撃」と「押し合い反撃」の仕組みについて、詳しく解説いたしました。
少し難しい話が多かったかもしれませんが、いきなりこれらのことを全部できなくても大丈夫です。
今回紹介したことが「できる」「できない」以前に、壁のやり方やターンエンド攻撃についての知識があること自体に大きな意味があるのです。
できるかどうかは、その後に少しずつ練習して慣れていけば良いんですから。
そして、練習して身体が操作を覚えたときには、きっと今まで倒せなかったボスを討伐できたときの感動が味わえるはずですよ。
そこにドラクエ10の新しい面白さが見つけられるかもしれませんね。
さらに、ボスの行動予測を行うことができれば、より安定した戦闘を行うことができるようになりますよ。
▼ボスの行動予測のやり方を初心者向けに解説
>>ドラクエ10ボスの行動予測のやり方&判断方法を初心者向けに解説